【モテないぽっちゃり?】|実は、ぽっちゃりモテます。結婚できます

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やっぱり痩せてる人のほうが好ましい!? 〜より見慣れたものを好ましく思う心理〜

 

皆さんは、一日何時間ぐらいテレビを眺めたり、ネット画面に接しているでしょうか。現代では『歩きスマホ』という言葉があるくらい、暇さえあればスマホを見ていたり、家に帰ったら帰ったでテレビが四六時中点いている家庭は珍しくないほど、メディアに接している時間が増えていますよね。

 

テレビの中の住人は、お笑いタレントならいろんな体型の人たちがいますが、恋愛ドラマやアイドルは、太った人はまずいない。実際には標準より大きく『痩せ』に傾いた女性が毎日テレビに露出して、親しまれています。『顔がかわいくて、細くてスタイルがいい』ことがタレントとして人気が出る必要最低条件、と、世間はごく自然に思っています。

 

顔が美しいのはともかく、痩せた人≒魅力的ゆえに、タレントはスマートな女性が多いのでしょうか。ここではその辺りを少し掘り下げてみましょう。

 

【1、江戸期の日本人が初めて違う人種に接したとき】
皆さんは、江戸時代末期、黒船に乗って日本にやってきたペリー提督をご存知ですよね。当時の人が描いたペリー提督の似顔絵が残っています。目は異様に大きく、眼頭が露出して目が赤く充血し、鼻が天狗のように大きく尖っていて、悪鬼のような恐ろしい似顔絵です。

 

同時に、当時の西洋人は日本人のことを、猿、と揶揄していました。文明的にひどく遅れているという侮蔑もあったでしょうが、まず外見的に、西洋人から見て日本人は猿のように醜い、という印象を持ったのでしょう。

 

現代はどうでしょうか。日本人が西洋人を見て、『赤鬼みたい』て思うでしょうか。
西洋人が日本人を見て、『猿みたい』て思いますかね。

 

今は日本人は、むしろ西洋的な風貌を美しいものとしてとらえていますし、西洋人は西洋人で、日本人を見て格別醜い、猿みたい、とは思っていないと思われます。東洋系のハリウッドスターもいます。たった百五十年で、人の美意識が大きく変わっている、そこに注目してほしいのです。

 

【2、人の美意識を形成するもの】
赤ちゃんでも、美しい人とそうでない人を見分ける、といいます。学者の実験で、赤ちゃんは美人な人のほうをじっと見て、そうでない人からはすぐ視線を逸らせた、という実験結果があるそうです。でもそれは、体型とは関係のない、あくまで『顔』を見つめた時間のことです。赤ちゃんに、体型による美醜の判断基準はなさそうです。

 

ここで、【1、】のテーマに戻ります。江戸期の人々は西洋人を鬼のように醜いと見、西洋人は、日本人を猿のように醜い、としていたこと。現代では、双方ともそんな見方はしません。その理由はたった一つ、

 

『お互いに見慣れた』

 

からです。見慣れたゆえに、互いの相違点、肌の色味だとか、眼の形、大きさ、そんな差異が異様に感じなくなり、許容できるようになったのです。

 

もう一つ例を挙げます。アフリカの奥地の人々の中に、生まれつき色素が脱落した白い赤ちゃんが生まれた場合。人々は、その白い赤ちゃんを気味悪がるそうです。日本人や西洋人が尊ぶ色の白さを、アフリカ奥地の人々は気味悪がるのは、彼らが『白い皮膚を見慣れていないから』です。

 

少し専門的な話になりますが、人間が顔の美醜を認識するとき、『今まで見てきた顔の中をすべて左右対称にし、最も標準化されたものを美と認識する』傾向にあるそうです。ネットのサイトに『各国籍の百人の女性の顔をミックスして標準化させた顔』の一覧がありますが、どの国のミックス顔も大変美しい。たぶん、世界中の人の顔をすべてミックスして標準を取れば、世界一の美女のモンタージュができ上がるでしょう。

 

いろんな例を挙げましたが、要するに人の美意識は、『人生でより多く見た容姿をミックスし、その中間を取ったもの』で形づくられる、ということ。現代人はテレビや雑誌などで嫌というほど痩せに傾いた人を見続けているため、痩せた人のほうが好ましく思えてしまっている、ということなのです。

 

【3、痩せのほうが好ましいから痩せた人がテレビに出るのではない。痩せた人がテレビに出るから、痩せた人が好ましくなる】
ややこしい言い方になりますが・・・。あなたが毎日毎日何時間もテレビや雑誌でスマートな人を見続ければ、あなたはスマートな人を好むようになります。逆に、もしも世間がテレビや雑誌で太った人を毎日毎日見続ければ、トレンドは確実に、太った人に傾きます。それが証拠に、世界には、『太った人が好ましい』文化圏がたくさんあります。北朝鮮がそうですし、中南米やアラブ諸国の一部、ハワイの原住民などもそうです。人は本能的に痩せた人を好むのではありません。ただ単に、今まで痩せた人をたくさん見ているから、痩せのほうが魅力的な気がしているだけなのです。

 

現代の日本人男性が、みんながみんな痩せた女性が好きなわけではないのは、こんなところに理由があります。自分の母親がぽっちゃりしていた人とか、ぽっちゃりした人に多く接した男性は、美意識がぽっちゃりのほうに傾きます。ぽっちゃりした女性にしか興味のない人は世間では少数派ですが、確実に何割かは存在します。

 

 

お隣の国韓国ではつい最近まで、『胸の大きい女性は下品だ』と思われていたそうです。ところが今では、『韓国の女性は胸が小さすぎる。その点日本女性は胸が大きくて好ましい』と思われているらしい。日本製のアダルトビデオは世界中で大評判らしいのですが、AV女優さんにぽっちゃりさんを起用すれば、案外、『ぽっちゃりした女性が美しい』と世界の男性の評価が変わるかもしれませんね。今のテレビや雑誌が、痩せた女性ばかりを映し出しているから、人の美意識がそちらに傾いているだけのことですから。

 

結論としてはやはり、『美人は三日で飽きるが、ブスは三日で見慣れる』ていう諺は、真理なのです。『太っていても、見慣れればそれが美しく見える』てことです。ぽっちゃりさんがモテていたりしても、何の不思議もありません。太っているからって恋愛を諦めるのは、やはりナンセンスと言えます